「なぜ会社は変われないのか」 [読書]
なぜ会社は変われないのか―危機突破の風土改革ドラマ (日経ビジネス人文庫)
- 作者: 柴田 昌治
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
- 発売日: 2003/11
- メディア: 文庫
近年、全く書評をしてませんでしたが、目標達成のためにも
今年は読んだ本をUPしてゆきたいと思います。
本年1冊目は、本日、名古屋へもどる高速バスの中で、ビジネススクール
で紹介された本書を読みましたので、そちらの紹介から...
(なにせ6時間もかかりましたので...)
ビジネススクールでは企業文化について学習しましたが、本書は
その悪い企業文化を変革する物語です。
どんな会社にも有形無形(無形の方が圧倒的でしょうが)の企業文化
があるはずですが、往々にして古き良き日本の会社は、過去の成功体験
に根差した、今の時代にはマッチしない企業文化がはびこって、変化の
早い現在の環境適用には足かせになっていると思います。
この企業文化をどのように変えて、今の時代にマッチした新しい文化へ
変革してゆくのかが、本書の主題ですが、実話に基づいたフィクションと
言うだけあって、「なるほど!」とうなずける部分と、「これは出来すぎでしょ!」
と突っ込みを入れたくなる部分とが混在しております。
私としては、本書内でたびたび登場する「まじめな雑談」や「オフサイトミーティング」
など、早速試してみたい内容でありましたが、「一人で決めるマネジメント」などは
使い方によっては滅茶苦茶になりそうなマネジメント手法だと思いましたので、すべてが
すぐに役立つ内容とは思えませんでしたが、管理職であれば読んでおいて損はない内容
であるには違いないと思います。
ビジネススクールでも学びましたが、学びはあくまでも学びであって、実践で使えないと
何にも意味のないことですので、本書の気づきも是非とも実践で活用させていたきたいと
思います。
何はともあれ、明日は2014年の仕事始め!
今年は各種学びを実践する年にします!
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