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「統計学が最強の学問である」と思いました!(^^)! [読書]


統計学が最強の学問である

統計学が最強の学問である

  • 作者: 西内 啓
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013/01/25
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)


ベストセラーだったため、図書館で3か月待ちでやっと

読むことができました。


統計学の入門書のイメージで読んでいたのですが、統計学

の歴史や、考え方などなど、確かに読み応えのなる内容で、

難しい算式はないものの、かなり算数的な思考を必要とする

読みものでした。


ビジネスマンとしては、本書内にある「三つの問い」は非常に

教唆に富む問いであり、また、「ランダム化」などは、絶対に

実務で必要な理論であると思いました。


正直言って、部分的に難解な個所も多く、本書の理論すべてを

理解できたとはいないので、文庫本になった際には購入して

再度、じっくり読みたいと思います。


現在、ビジネススクールで計量分析を習っているので、講義を

補完する書籍としては最適だったと思います。


本書からも、ビジネススクールでも、統計に裏づけられた意思決定

が絶対に必要だという点を痛感いたします。


お勧め本です!

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「死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日」は泣ける(T_T) [読書]


死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発の五〇〇日

  • 作者: 門田 隆将
  • 出版社/メーカー: PHP研究所
  • 発売日: 2012/11/24
  • メディア: 単行本



これは泣ける!

吉田所長の圧倒的な存在感もさることながら、

TVなどでは報じられなかった、まさに地上の星が

この大惨事にあたって、本当に命を懸けて戦った

姿に、涙せずにはいられませんでした。

不幸ににしてお亡くなりになられた若き才能、

消防庁が注目を集める以前から、自衛隊などが懸命

に消防車を使って注水していた事などなど...

ページをめくるたびに涙があふれ出し、止まりませんでした。


震災当時から今まで、私は個人的に

「菅首相で無かったらもっと違う展開になっていたのでは?」

と思っておりましたが、この現場は、誰が首相でも変わりは

無く、逆に「吉田所長でなかったら?」と考えると、ぞっと

しました。


不謹慎な言い方かもしれませんが、吉田所長が福島にいた時に

震災があったことは、まだ神は日本を見捨てていなかった言う

事だったと思います。

こうして書いているだけで、また涙が溢れてきました...


吉田昌郎様、ならびに当時原発の暴走をギリギリの所で抑えた

原発勤務の福島の皆様、決してTVには映らなかった自衛隊の

皆様、本当にありがとうございます。


近代日本は会津ならびに浜通りの福島の皆様の犠牲に上に

成り立っていると言う歴史を、決して忘れないようにしたい

と思います。


吉田昌郎様、安らかにお休みください。

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「ストーリーで学ぶ戦略思考入門―仕事にすぐ活かせる10のフレームワーク」は、なかなか使える! [読書]


ストーリーで学ぶ戦略思考入門―――仕事にすぐ活かせる10のフレームワーク

ストーリーで学ぶ戦略思考入門―――仕事にすぐ活かせる10のフレームワーク

  • 作者: グロービス経営大学院
  • 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
  • 発売日: 2013/09/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)




今回も、ビジネススクールで紹介された本です。


仕事を行う上で、様々な状況、様々な情報、様々な依頼、様々な...

が、いつも頭を堂々巡りして、なかなか自分の考えもまとまらず、

ましてやプレゼン資料などの作成に手が付けられないっと言った

状況は、ままあることだと思います。

本書は、そんな状況に置かれたケースを紹介しつつ、その解決に役立つ

考え方(フレームワーク)を明示し、その簡単な解説を行っている

書籍です。


ビジネススクールなどでマーケティングなどを本格的に学んだ方には

全くつまらない内容(簡単な解説だけ)ですが、それ以外の方、特に

私のように、これから学び始めようかと思っている方や、なんとなく

学んだことはあるけど、実務では上手に活用できていない方、あるいは

これから管理職になる方には読んで損はないと思います。


正直言って、どの話も本当にさわりの部分しか書いていないので、

ちょっと物足りなさは感じますが、それでも、この短い文章で

経営戦略論の枠組みを解説している点は秀逸だと思います。

本書をきっかけに、それぞれ深く学ぶこともできますし、本書の

知識だけでも、十分実務で役立てることも可能だと思います。


これから管理職を目指す部下には、本書を買い与えようかと思うぐらい

質の良い本です。


戦略が練れずに悩んでいるミドルマネージャーの方は本書をお読みになると

悩み解決の気づきがあると思います。
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「エデン」楽園? [読書]


エデン (新潮文庫)

エデン (新潮文庫)

  • 作者: 近藤 史恵
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2012/12/24
  • メディア: 文庫



ん~面白くって一気読みでした。

前作の

サクリファイス (新潮文庫)

サクリファイス (新潮文庫)

  • 作者: 近藤 史恵
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/01/28
  • メディア: 文庫


とは違い、ミステリーの要素は全くなく、純粋なロードレースの物語。

しかも、あのツールドフランスを舞台にした物語ですね。

昨年末「シークレットレース」を読んでしまったがために、内容的には

ちょっと美化しすぎでは?と思われますが、それを抜きにしても、前作と

いい、本作といい、ロードレースの魅力を存分に伝えてくれます。


本当にロードレースの世界からドーピングが無くなることを祈ります...


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「なぜ会社は変われないのか」 [読書]


なぜ会社は変われないのか―危機突破の風土改革ドラマ (日経ビジネス人文庫)

なぜ会社は変われないのか―危機突破の風土改革ドラマ (日経ビジネス人文庫)

  • 作者: 柴田 昌治
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2003/11
  • メディア: 文庫



近年、全く書評をしてませんでしたが、目標達成のためにも

今年は読んだ本をUPしてゆきたいと思います。

本年1冊目は、本日、名古屋へもどる高速バスの中で、ビジネススクール

で紹介された本書を読みましたので、そちらの紹介から...
(なにせ6時間もかかりましたので...)


ビジネススクールでは企業文化について学習しましたが、本書は

その悪い企業文化を変革する物語です。


どんな会社にも有形無形(無形の方が圧倒的でしょうが)の企業文化

があるはずですが、往々にして古き良き日本の会社は、過去の成功体験

に根差した、今の時代にはマッチしない企業文化がはびこって、変化の

早い現在の環境適用には足かせになっていると思います。


この企業文化をどのように変えて、今の時代にマッチした新しい文化へ

変革してゆくのかが、本書の主題ですが、実話に基づいたフィクションと

言うだけあって、「なるほど!」とうなずける部分と、「これは出来すぎでしょ!」

と突っ込みを入れたくなる部分とが混在しております。


私としては、本書内でたびたび登場する「まじめな雑談」や「オフサイトミーティング」

など、早速試してみたい内容でありましたが、「一人で決めるマネジメント」などは

使い方によっては滅茶苦茶になりそうなマネジメント手法だと思いましたので、すべてが

すぐに役立つ内容とは思えませんでしたが、管理職であれば読んでおいて損はない内容

であるには違いないと思います。


ビジネススクールでも学びましたが、学びはあくまでも学びであって、実践で使えないと

何にも意味のないことですので、本書の気づきも是非とも実践で活用させていたきたいと

思います。


何はともあれ、明日は2014年の仕事始め!

今年は各種学びを実践する年にします!

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「シークレット・レース」 [読書]


シークレット・レース (小学館文庫)

シークレット・レース (小学館文庫)

  • 作者: タイラー ハミルトン
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/05/08
  • メディア: 文庫



久々の書評ですが、私がコメントするには重すぎる内容ですね。

タイラーの最後の言葉「真実は人を自由にする」は、哀しく、美しい人が

人に戻るために必要な言葉だったのでしょうね。


何とも考えさせられる年末となりました。

じっくり読書をしたい方にはお勧めです。





百田尚樹「永遠の0」 [読書]


永遠の0 (講談社文庫)

永遠の0 (講談社文庫)

  • 作者: 百田 尚樹
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/07/15
  • メディア: 文庫



大筋としては神風特攻隊の話なのですが、なんと書評したら良いものか...

まず、言える事は「読む価値あり」いや「絶対に読むべし」の本であると言う事。

そして、深く、深く、考えさせられる本である事。

そして、感動が全身を包む本である事。

そして...

日本人の日本人による日本人の為の本であると言う事。

だからこそ、高校1年と中学1年の二人の娘たちにも是非とも読んでほしいと思いました。


戦争、家族、愛、死、官僚、大義、思想、マスコミなどなど

いろいろな要素が詰まっておりながら、けして堅苦しい読み物ではなく、

戦争の語りべをとおして、当時の生々しい人々が浮き上がってきます。


本筋とはずれますが、私としては特にマスコミに対するやりとりに、とても

共感出来ました。

戦前、戦中、戦後、そして現在も、残念ながら日本のマスコミの自分勝手な

正義感ぶりと、大衆迎合は変わっていないものですね。

広告至上主義の今のマスコミにあって、これ以上期待するのは酷なのかも

しれませんが、10年後に二酸化炭素を問題にしているマスコミが何社いる

のか、これからも楽しみに新聞を読み続けようと思います。


ちょっと、話がずれましたが、この本にはこれ以上のコメントは不要です。

あとは読んだ人それぞれが感じて、明日からの生き方に生かして行く本でしょう。


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東野圭吾「赤い指」 [読書]


赤い指 (講談社文庫)

赤い指 (講談社文庫)

  • 作者: 東野 圭吾
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2009/08/12
  • メディア: 文庫


久々に東野圭吾を読みました。

最近、TV化されたり、映画化されたりで、

いまだに人気の落ちない作家ですが、

本作も期待どおりのミステリーです。


最近TV化された「新参者」の前に読むべき

作品のようで、加賀刑事の出生の秘密!?

なども物語の脇を固めており、なかなか

緻密なストーリー展開となっております。


家庭と仕事。

親と子。

嫁と姑。


現代の家族が抱える問題が底流にあり、

いろいろ考えさせられます。


東野ファンの中でも特に加賀刑事ファンには

絶対に外せない一作です。

読む価値あり!!!


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山田悠介「リアル鬼ごっこ」 [読書]

読む本が無くなったので、娘の部屋にあった本書を拝借

して読み始めました。

リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)

リアル鬼ごっこ (幻冬舎文庫)

  • 作者: 山田 悠介
  • 出版社/メーカー: 幻冬舎
  • 発売日: 2004/04
  • メディア: 文庫


娘曰く「オヤジにはつまらないと思うよ!若者しか共感できない

内容だよ...」

との事でしたが、オヤジでも充分楽しめる内容でした。


設定と展開は、あのSキングがバックマン名義で出して

シュワちゃん主演で映画化された名作

バックマン・ブックス〈1〉バトルランナー (扶桑社ミステリー)

バックマン・ブックス〈1〉バトルランナー (扶桑社ミステリー)

  • 作者: スティーヴン キング
  • 出版社/メーカー: 扶桑社
  • 発売日: 1989/07
  • メディア: 文庫


を思いださせますが、本作の方が愛と友情とがきちんと

描かれており、中高生の娘達には、この手の内容は

共感できるのでしょうね...


確かにオヤジ的には、ちょっと内容的に薄い気がしますが

これからの作品が楽しみな作家であるには違いないです。


娘の部屋には山田悠介の他の著作もあったので、あと何作

かは読んでみようと思います。


もう少し作品に重みと捻りと意外性とが出てくると、日本のSキング

となれる作家だと思います。


さて、次は何を読もうかな...

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桐野夏生「東京島」 [読書]


東京島 (新潮文庫)

東京島 (新潮文庫)

  • 作者: 桐野 夏生
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2010/04/24
  • メディア: 文庫



女とは!


文明とは?


リーダーとは?


桐野夏生ワールドで考えるとこういうことか...となります。



「母性愛も文明があってこそ」

とまで言わせてしまう極限状態は想像できませんが、

ひょっとしたらそうかもしれないと、納得してしまいました。



映画化されるそうですが、さてはて、どんな脚本で

どんな映像にするのでしょか...



映画のラストは分かりませんが、原作の

このラスト、


許せますか???


やっぱり女が強い!

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